メニュー

ドローン空撮の撮影高度(飛行高度)と映像・写真の撮影地上面積・画像サイズの説明

茨城県つくば市花室962-3 電話:029-850-6363 FAX:029-857-3823

ドローン空撮の撮影高度と映像・写真の撮影地上面積・画像サイズの説明


空撮高度と撮影面積(横幅距離・縦幅距離)

直角二等辺三角形
弊社で利用しているドローンのカメラの視野角(FOV:field of view)は、94度です。
視野角は90度より若干大きくなっていますが、余裕を見てわかり易く90度で説明します。
90度の場合、直角二等辺三角形となるため、高さと底辺の関係は、右の計算式のように1:2の比率になります。
つまり、計算上では上空からの撮影面積は、高度の倍の横幅距離・縦幅距離となります。

 高度100mの場合、横の底辺距離は高さの2倍で200mとなります。

撮影面積(横幅距離・縦幅距離)・写真サイズと比率

撮影モードの関係で映像や写真の撮影サイズは、横と縦の比率が16:9又は4:3となっています。モニターサイズを考慮すると16:9を選択したほうがベターです。以下の写真は、16:9で撮影したものです。

撮影サイズは、横と縦の比率が16:9ですから高度100メートルの場合、横幅は200mとなり、縦幅が112.5mということになります。
空撮写真を正方形に近い写真が必要な場合には、縦幅を考慮して撮影高度を決めなければなりません。
場合によっては、複数枚撮影し画像合成をする必要があります。

土地構図場所や大規模土地撮影の場合における撮影とExif(イグジフ)活用

 ○土地構図に合わせた場所や大規模な土地撮影の場合
4Kモードにおける画像サイズは、横4000ピクセル縦2250ピクセルです。 土地構図に合わせた空撮写真が必要な場合や大規模土地の撮影写真が必要な場合には、複数の写真を連続して撮影する必要があります。 空撮写真は、Exif(「エグジフ」又は「イグジフ」)で撮影していますので緯度経度データに基づき撮影写真を合成することが容易です。

 ○構図や地図と合わせた空撮写真撮影とExif活用による画像処理
空撮写真は、Exifで撮影していますので、GPSデータ(緯度・軽度)を保有しています。 撮影した写真は、構図地図のタイルデータに合わせて加工処理を行うことが可能です。

ドローン空撮における撮影高度と撮影写真

以下の図面は、国土地理院の地理院地図の標準地図(1/2500)です。撮影場所は、茨城県つくば市北大田地区です。 この図面と以下の撮影した写真を比較してご覧ください。



ドローン空撮における撮影高度と撮影写真
上記の撮影場所におけるドローン飛行の高度と撮影元データです。 高画質で撮影していますので、画像の切取りや高度を2分の1程度に画像加工しても利用目的によって十分活用ができると判断されます。


ドローン空撮における撮影高度と撮影写真比較事例

以下は、空撮高度10m、20m、30m、50m、100m、150m、200m、250m毎の空撮写真です。写真の撮影元データ写真サイズは、4000pixel×2250pixelで、表示写真サイズは、720pixel×405pixel です。

1.ドローン飛行高度10m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度10m空撮写真

2.ドローン飛行高度20m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度20m空撮写真

3.ドローン飛行高度30m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度30m空撮写真

4.ドローン飛行高度50m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度50m空撮写真

5.ドローン飛行高度100m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度100m空撮写真

6.ドローン飛行高度150m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度150m空撮写真

7.ドローン飛行高度200m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度200m空撮写真

8.ドローン飛行高度250m 空撮写真事例

(表示写真サイズ:720pixel×405pixel )
高度250m空撮写真