メニュー

株式会社つくばマルチメディアのドローン飛行・空撮安全対策

茨城県つくば市花室962-3 電話:029-850-6363 FAX:029-857-3823

ドローン飛行安全対策

弊社では、独自に飛行点検マニュアル、ドローン撮影点検表(飛行開始・着陸時点検)を作成し、ドローンの飛行において安全運行に心がけております。

ドローンの撮影飛行は、操縦者と安全管理者の2名で実施しますが、撮影場所によっては撮影依頼者、土地所有者の立会いが必要になる場合があります。

1.ドローン飛行前における環境確認事項(安全管理者・補助スタッフの遵守事項)

1.ドローン飛行前における環境確認事項(安全管理者・補助スタッフの遵守事項)
(1)飛行前における周囲環境の確認
人・車・建物・道路・電線等の環境把握と注意事項の抽出・危険排除の実施   特に、危険判断情報については飛行範囲制限を操縦者に伝達するとともに、周囲に人がいる場合は、移動誘導と注意を喚起する。

(2)競合電波・妨害電波の確認
飛行前におけるWifi-Analyzer又はマルチバンドレシーバの確認・注視飛行前に、Wifi-Analyzerで妨害電波を確認する。同様な周波数が確認できる場合、飛行を中止し周辺状況を確認する。特に、高圧線や電波塔のある場所、港湾の船舶、ヨット、ボート、交通路のトラックの無線等影響を受ける可能性があるため、周囲の環境も考慮して事前チェックを行う。また、Wifiに対応している室内や施設内の撮影の場合には、影響を受ける可能性があるため、場合によってはWifiの一時停止依頼を実施する。   飛行中の監視時に、妨害電波を確認した場合、即時操縦者に伝達する。違法電波等の場合には墜落の可能性があるため機体の動向を注視する。

(3)風速の確認
風速測定器で、現場の1分間の平均風速が5m/秒以下であることを確認し、飛行点検表に記入する。5m/秒以上の場合には、飛行を実施しない。

2.飛行前におけるドローンの点検事項(操縦者・安全管理者)

(1)バッテリーの充電容量の確認 (バッテリーの容量が「0」になると確実に墜落する)
飛行開始時に充電容量メモリ4(最大)又は3であることの確認。
充電容量メモリ3以下の場合には飛行禁止とする。飛行中に充電容量メモリが2になった場合、帰還を準備に入る。飛行中に充電容量メモリが1となると、本体の点滅が緑から赤になりスマートフォンからブザー音が鳴るため速やかに着陸させる。

(2)コントローラの電池容量・GPS受信機の充電容量の確認 (コントロール不能となる)
機器のメモリ確認、スマートフォンでの表示画面確認。コントロール不能になった場合、帰還モードに変わり自動帰還となるため、慌てず帰還を待つ。なお、自動的に離陸場所に着陸するため障害物等が無いか確認する。

(3)スマートフォンの充電容量・音声出力の確認 (コントロール不能となる)
スマートフォンの充電容量と音声出力モード(音声最大)になっているかの確認   スマートフォン充電が切れると、自動帰還となる。

(4)スマートフォン画面でのWi-Fi接続の確認 (コントロール不能となる)
スマートフォン画面でWi-Fiの接続済みの確認と本体カメラの映像がスマートフォン画面に表示されていることの確認。 距離や高さ等の制限や風によって、Wi-Fi接続が一旦遮断されることがあるがその場合には注視する。大抵の場合、もとに戻るが戻らない場合には自動帰還となる。
(5)GPSの受信の確認 (GPS受信ができていない場合は、機体が安定しない)
本体を水平1回、垂直1回、回転させて地面に置き、黄色点滅から緑点滅になったことを確認してから飛行を開始する。   
※飛行中に、風の影響等により黄色点滅になることがあるが慌てずに注視する。


3.飛行中におけるドローンの確認事項(操縦者)

(1)スマートフォン・タブレットのコントロール画面におけるバッテリーの容量の確認(操縦者)
バッテリー容量が40%以下になった場合、機関操作を実施する。

(2)コントロール画面における高度・距離等の確認、伝送映像及び機体の目視(操縦者)
操縦者は、コントロール画面における高度・距離等の確認や機体の位置について伝送映像及び機体の目視によって確認する。

(3)飛行中における本体飛行の注視(操縦者・安全管理者・補助者)
本体の空中での位置把握と、緑色の点滅状況、本体の動作状況(風の影響)を目視追跡、及び補助者用コントローラーで確認し、操縦者へ随時伝達する。 また、操縦者とドローン本体の間に障害物がなく、直線的に通信できていること、また、移動時にその障害物の可能性がないか注視する。特に周囲に高い建物や樹木がある場合には注意する。

(4)飛行中における人及び車等の注視(安全管理者・補助者)
飛行中に人や車等が飛行経路下に入る可能性がある場合、注意喚起を実施する。