最近、複数の県にまたがる空撮依頼がありますが、空撮写真や映像の品質を重視する場合にドローン撮影時間帯と複数場所の距離を考慮する必要があります。

ドローン空撮で考慮しなければならない点として、太陽によってできる建物や樹木の影です。
太陽の影の長さは、季節とその日の時間によって大きく異なります。
10月15日において、「日の出：5:51」、「日の入：17: 3」、「南中時刻：11:27」となっています。
弊社における経験と計算では、10月における適切な時間帯は、南中時刻11:30の前後1時間30分です。
10月の適切な空撮時間帯は、10:00～13:00の3時間ということになります。

ここで、1箇所の撮影時間は準備、撮影、撤収も含めて最低1時間は必要です。2箇所を撮影する場合、2時間ということになりますが移動時間が1時間以上となる場合に撮影品質を考慮すると2箇所の撮影は困難ということになります。

なお、2015年の冬至は12月22日でり、冬至にかけて太陽の高度が低くなりますので11月から12月にかけて空撮時間帯が短くなることを考慮する必要があります。